アメリカはここ、クリーブランド。

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ねんねトレーニングの目的・開始時期

ねんねトレーニングが成功して、ほとんど泣かずに寝落ちするまで成長したうちの娘。生後4ヶ月に入るとsleep regression、つまりあまり寝なくなる月齢がそろそろやってきます。それなんで、忘れないうちに、またしてもねんねトレーニングについての覚書投稿してみたいとおもいます。

ねんねトレーニングの目的

赤ちゃんが自力で寝落ちするスキルを養うため。
自力で、つまり抱っこやスイングまたは車などに乗せたり、哺乳瓶や添乳などの助けを借りずに、赤ちゃんが自分で寝落ちするスキルです。自力で眠れるようになると睡眠の質が上がり、心身ともに成長する上で大きなメリットがあります。

ねんねトレーニングの開始時期

一般には、月齢4ヶ月~6ヶ月が標準らしいけど、実は私が愛読するねんね育児本「Healthy Sleep Habits, Happy Child (Marc Weissbluth MD 著)」には明確に書かれてません。とはいえ、「生後5ヶ月~12ヶ月」の章で詳しく掘り下げてトレーニングについて書いてるので、たぶん月齢5ヶ月あたりなのではと私は勝手に解釈してます。なぜはっきり書かれてないのかというと、「生後1ヶ月~4ヶ月」の章で「生後6~8週で普通にむずかる程度で、特に気性がゆるい赤ちゃんであれば、トレーニングがうまくいくかもしれない。」(p.211)とあるけど、具体的にいつがベストかということは言及してません。ということは、生後2ヶ月でもトレーニングを実行することも可能ということですよね。

ただ、多くのねんねトレーニング関連のサイトでは、以下の発育条件をクリアした方が良いと推薦してます。つまり、月齢4ヶ月~6ヶ月あたりが以下の発育条件が備わうらしい。

  • 授乳無しで夜まとめて寝るようになる。月齢4ヶ月~6ヶ月に赤ちゃんは最低6時間は寝てくれるようになるとか。体重が11~12パウンド(5kg~5.4kg)の赤ちゃんは夜まとめて寝てくれるのだそう。うちの娘は、生後4週ですでに11パウンドありましたからね~(笑)
  • Self-soothing, つまり自分で自分を落ち着かせることができるようになる。うちの娘の場合は、眠いとき指しゃぶりをするようになりました。

うちの娘は、生後2、3週あたりからすでにまとめて夜寝てくれる子でした。授乳は夜一回がほとんどで、夜の授乳が2回になることが週に2、3回ある程度。それがずーっと生後2ヶ月過ぎても続いたので、生後11週目に指しゃぶりをし始めたのをきっかけにねんねトレーニングを始めました。推薦標準月齢より早いのですが、指しゃぶりするということはself-soothing、つまり自分で自分を落ち着かせるスキルを持ち始めたということ。それなんで条件にクリアしてるから、小児科の先生にとりあえず相談しました。実は気持的に不安だったんで、お世話になった産科の先生にも相談したんですね。やっぱり月齢が標準推薦より低いじゃないですか?けっこうその辺が心配だったんですよね。

とにかく先生二人からのゴーサインをもらって、私はトレーニングを実行しました。何度も言うけど、最初の1週間は辛かったですね~。まあ、その辺の詳しいことも後で別記事で回想記録として書きますがね。今やほとんど泣かずに寝落ちしてくれる娘にはホントに感謝です!

キャットナッパーだった娘は、45分~1時間のお昼寝をしてくれるようになり、一日中ご機嫌さんです。今おそらく一日4回のお昼寝から3回に変化する時期らしく、たまに2時間とかお昼寝するんですね。そんな時は、棚からぼた餅的な嬉しさがあります。

あとトレーニング開始前に少し不安だったのが夜中の授乳。「Healthy Sleep Habits, Happy Child (Marc Weissbluth MD 著)」に「授乳後に赤ちゃんと目を合わせてなんらかの交流をしないこと」とあったので、授乳後げっぷを出させてすぐにクリブに置くようにしました。そしたら意外や意外、けっこうすんなり寝なおしてくれてびっくりしたものです。

そんなわけで、私も時間が出来てハッピー。娘もよく眠れてハッピー。それがなによりのトレーニングのベネフィットだとつくづくおもいます。

最後に上の写真は、母が作ってくれたモービル。荷紐用のビニールテープで出来てるんだって。さすがクラフティばーちゃん!

【参考にしたウェブサイト】

生後3ヶ月半:一日の流れ

念願のワールドシリーズでは地元チーム、インディアンズが負けたり、最悪の大統領が選ばれたりとあまり良い事が続いてないけど、育児の方が順調なんでちょっとポジティブな投稿をしてみます。

うちの娘、生後3ヶ月半が過ぎました。2週間のねんねトレーニングの効果も出て、一日の生活リズムがやっと決まって来たカンジです。就寝時の愚図りも大泣きはほとんどせず、ちょっと愚図る程度になって来ました。お昼寝時なんかは特にほとんど泣かない日があって、私も日に日に緊張感がなくなって来て、心に余裕というか安心感が出始めました。そんなわけで、一日の流れをメモっておきます。

一日(24時間)の流れ

午前7時頃:起床・おむつ替え・授乳。7時~8時の間に起きない時は、起こしに行きます。ねんね育児本によると、生活にメリハリをつけるために、起床時間と就寝時間を守った方が良いとのことなんで。授乳は20~30分。
7時半頃:遊び時間。キッチン・ファミリールームにあるバシネット(bassinet=小型のベビーベッド)でミュージックモービルを眺めたり、ぬいぐるみを眺めたりして遊んでます。最近よくおサルみたいに奇声をあげて笑ってるし(笑)
8時10分頃:朝一のお昼寝のため寝室へ移動、そして入眠儀式。8時くらいから少しずつ疲れのサインが出て来るので、この時間に移動し、入眠儀式を行います。
8時20分頃:クリブに寝かせて、部屋を出る。
8時30分頃:ちょっと愚図りながら寝落ち。部屋を出てから5分もしないうちに寝落ちすることも多いです。
9時20分頃:お昼寝から起きる。おむつ替え・授乳。授乳後、前の授乳時間から間隔が短いので、前夜に搾乳した母乳を足してあげてます。その後、ちょっと買い物に行く日もあれば、そのままお家で過ごすこともあり。
10時30分頃:第二のお昼寝のため寝室へ移動、そして入眠儀式。
10時50分頃:寝落ち。
11時40分頃:お昼寝から起きる。おむつ替え・授乳、搾乳母乳も飲ませる。遊び時間。
午後12時50分頃:第三のお昼寝のため寝室へ移動、そして入眠儀式。
1時頃:寝落ち。(私の最近ハマってるテレビ番組「The Chew」の時間♪笑)
1時50分頃:お昼寝から起きる。おむつ替え・授乳、搾乳母乳も飲ませる。そして遊び時間。暖かい日はお散歩に出かけます。
3時頃:第四のお昼寝のため寝室へ移動、そして入眠儀式。
3時20分頃:寝落ち。(私は子供達のスクールバスが3時半過ぎに来るのでその準備。)
4時頃:お昼寝から起きる。おむつ替え・授乳。最後の授乳時は搾乳母乳がなくなるので、粉ミルクも足して飲ませてます。
5時半ごろ:ねんねのために寝室へ移動、そして入眠儀式。
6時ごろ:寝落ち。夜中の授乳まで起きずに寝ます。
朝3時ごろ:授乳で起きる。15~20分授乳してその後、愚図りもせずにすんなり寝なおしてくれます。そして朝7時ごろまで起きずに寝ます。

こんな具合に生活リズムが決まってきましたが、もうお気づきでしょうね。そう、うちの娘の就寝時間!きっと早過ぎるってお思いの事でしょう。やっぱり日本ではありえない早さ?!いや、でもこの時間が結局一番うちの娘に合ってるという結論に達したんですよ。こちらの育児本では、夜6~8時の就寝時間を勧めているんですが、うちの娘の場合、その中間の7時は疲れ過ぎて愚図りが激しかったものでしてね。8時なんかもってのほか!そんなわけで、試行錯誤の末の6時になったのでした。

ちゃんと寝てくれるようになったわけですが、まだお昼寝が短いんでこれから改善していってほしいですね。まあ、生後5ヶ月までは、お昼寝時間が短いのが標準らしいんで、しょうがないんですが。。。まとめてお昼寝してもらったほうが、やっぱり親としては楽ですな~。

最後に、上の写真について。うちの娘、バンザイポーズで仰向けに寝てるもんだから、もうハゲちゃって。。。笑

母はつらいよ。。。

「男はつらいよ」じゃないけど、母はつらいよ。。。です。はい、ねんねトレーニング中は特に。。。いや、つらいってもんじゃない!まさに生き地獄とまで言ってしまいたいくらい!それくらいつらいんです。

え?なにがって?そう、それはもちろんわが子の泣き声を聞かなくてはいけないから。。。っていうのも、私がやってるねんねトレーニングは「泣かせる」トレーニングで、アメリカでも賛否両論のトレーニング法なんですね。日本ではおそらく絶対にやる人はいないでしょうね。だって泣いてる赤ちゃんをすぐに抱き上げないって冷酷にしか映らないでしょう。それ以上に母性に反することなんで、やってる本人は他人が想像する以上につらいんですよ。

でも、私はこの方法を選びました。そして信じて疑いません。なぜって?それは、結果として母子共にハッピーになれるからです。そしてなによりも、子供たちの睡眠健康のためです。

うちの息子たち、2週間前に6歳になりました。もちろん同じねんねトレーニングを6年前にもしました。ベッドタイム儀式は7時で8時前にはなんの問題もなく寝落ちします。そしてなんの問題もなく夜通し寝て、朝6時に目覚まし時計なしで自然に起きます。そして、一日中ハッピーで健康児!概ねこれがずーっと乳児期から続いてるって、トレーニングを知らない人(もしくは信じない人)は信じられないかもしれませんね。

もちろん途中、夜泣きがあった時期はあったし、寝落ちの前の愚図り泣きが酷かった時期はありましたよ。風邪を引いたりして病気になったりした時は、トレーニングは中断しなくちゃいけませんでした。元気になったらまたトレーニングの開始で、いったいいつトレーニングが終るのか?ってフラストレーションがたまって欝になりそうな時期もありました。何度も「私は本当に正しいことを愛するわが子にやってるのだろうか?」と自問自答して本当に辛かった。でもですね。。。今言えることは、これ。

やって良かった!

今またねんねトレーニング中で、6年前に経験したことに向き合ってます。いくら経験者とはいえ、やっぱりつらいですよ。娘の泣き声を聞かなくてはいけないという事は、どんなにたくさん経験した母でもつらい!どんなに行く着く結果を知っていようと、やっぱり決断に迷い悩むこともある。そして自問自答も繰り返す。本当に正しいことをやってるのか?って。。。

本には「普通の気質の赤ちゃんだと1~2週間で泣かなくなる」とあるけど、赤ちゃんも十人十色なわけで、これを鵜呑みにするとフラストレーションに苦しみます。まさに、今の私がそれ。6年前にも同じことを経験したけど、すっかり忘れてたもんだから、なかなか泣き止まない娘に胸が張り裂けそうになり精神的に参ってました。そして心がやっと救われたのは、ネット上にあるママたちのコミュニティでした。

うちの娘、生後3ヶ月になりました。トレーニング開始して以来ちょっと改善したお昼寝も20~30分で起きることがあって、夜通し寝てたのがまた起きるようになったりと、まさにトレーニングはローラーコースター状態。。。昨日はおっぱいの飲み具合悪くて、いったいどうしたものか?と戸惑ってたわけですが、どうやらうちの娘、teethingが始まったみたいです。Teething、つまり歯が生える前のむずかりとでも言うのでしょうか。いろんな症状があって、主によだれが増える、かじりだす、ほっぺや口の周りが赤くなる、機嫌が悪い、あまり寝なくなる、などなど。。。まさにうちの娘の状態です!

とにかく可能な原因がわかるって心が救われますね。そしてまた、同じ経験をしているママ達の声にも。ああ、私だけじゃなかったんだって。

とっても辛いねんねトレーニング。。。この先道は長いけど、良い結果となった息子たちに励まされながら頑張りたいと思います。いや、長い道のりも、過去のものになれば短く感じることでしょう。それに子供は2歳になればずいぶん楽になるしね。だから自分に言いたい。

がんばれ、私!

【辛くなったら読み返したい自分用覚書リンク】

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