ねんねトレーニングの目的・開始時期

ねんねトレーニングが成功して、ほとんど泣かずに寝落ちするまで成長したうちの娘。生後4ヶ月に入るとsleep regression、つまりあまり寝なくなる月齢がそろそろやってきます。それなんで、忘れないうちに、またしてもねんねトレーニングについての覚書投稿してみたいとおもいます。

ねんねトレーニングの目的

赤ちゃんが自力で寝落ちするスキルを養うため。
自力で、つまり抱っこやスイングまたは車などに乗せたり、哺乳瓶や添乳などの助けを借りずに、赤ちゃんが自分で寝落ちするスキルです。自力で眠れるようになると睡眠の質が上がり、心身ともに成長する上で大きなメリットがあります。

ねんねトレーニングの開始時期

一般には、月齢4ヶ月~6ヶ月が標準らしいけど、実は私が愛読するねんね育児本「Healthy Sleep Habits, Happy Child (Marc Weissbluth MD 著)」には明確に書かれてません。とはいえ、「生後5ヶ月~12ヶ月」の章で詳しく掘り下げてトレーニングについて書いてるので、たぶん月齢5ヶ月あたりなのではと私は勝手に解釈してます。なぜはっきり書かれてないのかというと、「生後1ヶ月~4ヶ月」の章で「生後6~8週で普通にむずかる程度で、特に気性がゆるい赤ちゃんであれば、トレーニングがうまくいくかもしれない。」(p.211)とあるけど、具体的にいつがベストかということは言及してません。ということは、生後2ヶ月でもトレーニングを実行することも可能ということですよね。

ただ、多くのねんねトレーニング関連のサイトでは、以下の発育条件をクリアした方が良いと推薦してます。つまり、月齢4ヶ月~6ヶ月あたりが以下の発育条件が備わうらしい。

  • 授乳無しで夜まとめて寝るようになる。月齢4ヶ月~6ヶ月に赤ちゃんは最低6時間は寝てくれるようになるとか。体重が11~12パウンド(5kg~5.4kg)の赤ちゃんは夜まとめて寝てくれるのだそう。うちの娘は、生後4週ですでに11パウンドありましたからね~(笑)
  • Self-soothing, つまり自分で自分を落ち着かせることができるようになる。うちの娘の場合は、眠いとき指しゃぶりをするようになりました。

うちの娘は、生後2、3週あたりからすでにまとめて夜寝てくれる子でした。授乳は夜一回がほとんどで、夜の授乳が2回になることが週に2、3回ある程度。それがずーっと生後2ヶ月過ぎても続いたので、生後11週目に指しゃぶりをし始めたのをきっかけにねんねトレーニングを始めました。推薦標準月齢より早いのですが、指しゃぶりするということはself-soothing、つまり自分で自分を落ち着かせるスキルを持ち始めたということ。それなんで条件にクリアしてるから、小児科の先生にとりあえず相談しました。実は気持的に不安だったんで、お世話になった産科の先生にも相談したんですね。やっぱり月齢が標準推薦より低いじゃないですか?けっこうその辺が心配だったんですよね。

とにかく先生二人からのゴーサインをもらって、私はトレーニングを実行しました。何度も言うけど、最初の1週間は辛かったですね~。まあ、その辺の詳しいことも後で別記事で回想記録として書きますがね。今やほとんど泣かずに寝落ちしてくれる娘にはホントに感謝です!

キャットナッパーだった娘は、45分~1時間のお昼寝をしてくれるようになり、一日中ご機嫌さんです。今おそらく一日4回のお昼寝から3回に変化する時期らしく、たまに2時間とかお昼寝するんですね。そんな時は、棚からぼた餅的な嬉しさがあります。

あとトレーニング開始前に少し不安だったのが夜中の授乳。「Healthy Sleep Habits, Happy Child (Marc Weissbluth MD 著)」に「授乳後に赤ちゃんと目を合わせてなんらかの交流をしないこと」とあったので、授乳後げっぷを出させてすぐにクリブに置くようにしました。そしたら意外や意外、けっこうすんなり寝なおしてくれてびっくりしたものです。

そんなわけで、私も時間が出来てハッピー。娘もよく眠れてハッピー。それがなによりのトレーニングのベネフィットだとつくづくおもいます。

最後に上の写真は、母が作ってくれたモービル。荷紐用のビニールテープで出来てるんだって。さすがクラフティばーちゃん!

【参考にしたウェブサイト】