近況と夏休みとアート・クラフト活動

2ヶ月ぶりの更新ですね。ご無沙汰してます。家族ともども、私は元気です。

あっという間に春学期も終わり、気が付くと長い長い夏休みもほぼ半過ぎになってしまいました。そこで、他人にとってはどうでもいい、我が家の近況でも書いてみたいと思います。

学期最終日の出来事

実は、学期が終わる前日の5月下旬のある日、私にとってとても驚きと戸惑いの出来事がありました。なんと人生ではじめてER(救急治療室)に行く羽目になったのです。そう、アメリカ生活25年目にしてはじめて!

結論から言いますと、結局いろいろ検査してもらったにも関わらず原因不明で、今だにその後のフォローアップ的な検査を続けてる状態です。とにかく自分でも何がいったい起きたのか理解できず、この事件は摩訶不思議な体験だったのです。

事の発端は、夜中明け方2時過ぎに、左肩から右肩にかけて強い痛みが走り目が覚めたことでした。胸が締め付けられる痛みで、同時にトイレにも行きたくなり、起き上がったら目眩と吐き気が併発したんですね。それから、トイレまで辿り着いたかと思ったら激しい嘔吐。やっと嘔吐が落ち着いて立ち上がろうとしたら、目眩がしてそのまま気を失ってしまったんです。

その数時間後の朝4時ごろに目が覚め、這い上がるように床に戻りました。それから横になって、ずいぶん回復したので起き上がり、椅子に座りコーヒーを普通に飲む事がやっとできるようになり、徐々に落ち着きを取り戻しました。

こんな症状はもちろんはじめてです。あまりに心配なのでネットで知らべてみたら、なんとこの症状は心臓発作に酷似してるではありませんか!しかも、ずいぶん症状が落ち着いたとはいえ、家庭用血圧測定器で調べたら不整脈が続いてたんです。

それなので、これはヤバイかも?と察し、自力で車を運転してER(救急治療室)に行って来ました。それにしても、ERって激混みですね。お昼に窓口で登録して、診察や検査が終わったの夜7時半ですよ。長い長い待ち時間と検査で、どっと疲れた1日でした。

とにかく、心電図やらレントゲンやら血液検査やらと、いろいろ検査をしてもらったのですが、結局心臓発作と断言できる数値は見つかりませんでした。

その後、内科医に診てもらったら、低血圧症気味なので脱水症状が起きた可能性ありと言われましたが、未だに原因不明のままです。まあ、あれから似たような症状は全く起こってないので、突発的に起こったなにかに対する反応だったのでしょうかね。

この2ヶ月弱の間、むしろすこぶる元気なので、あまり気にしてませんが、とにかく内科医に従っていろいろ検査を続けていきたいと思います。

夏休みの過ごし方

こちらの夏休みは3ヶ月もあるので、共働きの家庭ではサマーキャンプに子供を送り出すのが一般的です。その間、長期休暇を取ってどこかに旅行したり、宿題も学校から出されるわけでもないので、ゆっくり夏休みを過ごすといった感じです。

我が家はご存知の通り(?)、毎年子供達をサマーキャンプに入れてません。それでも、なにか活動的なものをやらせた方が子も飽きないので、スポーツ活動に参加させたりはしてます。今年は、娘はソフトボールに初挑戦し、長男は去年に引き続き水泳チームに参加。次男だけ彼がやりたいスポーツがないので、サッカーキャンプに1週間だけ参加したのみです。

子供たちが一日中家にいるので、スポーツ活動がない日やその時間帯は、私がなにかをさせたり、どこか公園などに連れて行かないといけません。そう、私の自由時間はほぼありません。去年も似たようなスケジュールだったので、夏休み前は想像するだけでけっこう憂鬱気味でした。どこかに連れて行くたびに、どっと疲れるんですよね。これも歳のせいなのかわかりませんが、肉体的に疲れると精神的キャパオーバーが起き、心理的なメルトダウンが起こるんですよ。

そんなわけで、またそんな夏休みが来るのかと心の準備をしていたのですが、なんと今年は今のところそれがないんです。考えてみると、去年ほど過密にスケジュールを組んでおらず、比較的ゆったりとした毎日を過ごしてるからかもしれません。

それと子供達の自己管理力と独立心が、ずいぶん発達したのも大きな要因かもしれません。というのも、今年13歳になる息子たちは、自分で朝食と昼食(お弁当も)を用意するようになりました。ついでに、娘の分も用意してくれます。来月7歳になる娘もたまにお兄ちゃんの真似をして自分でサンドイッチを作ったりと、去年に比べてずいぶん成長しました。

最低1週間に一度は、息子たちのプリスクール以来の仲良し家族とプレイデイトしてますが、午後2時間程度と去年より短くなり、私も体力的に少し余裕が出てるせいもあるかもです。たまに息子たちが近所のお友達の家に遊びに行く事もあるので、自分が同伴しなくてはいけないという状況も減りました。

長男は水泳チームの朝練があると、午後はけっこう疲れてるので、家で静かに過ごしたいという事が増え、一方長男の朝練中、次男は娘と遊んでくれるので、午後はスーパーへ一緒に行ったり、図書館行ったり読書したり、LEGOやパソコンで遊んだりする事が増えました。

あと、子供達が料理に目覚めた事も大きな要因です。最近では1週間に一度、お料理活動の日を子供達がリクエストしてくるようになりました。夕飯の主食や副菜をそれぞれが作ったり、マフィンやクッキーなど作りたい!と熱心になる事が増えたんです。

よって、私にのしかかる負担がずいぶん軽減してるんですね。子供達も自分で食材を選び料理する喜びを得てハッピー!私も負担が減りハッピー!まさに双方ウィンウィンな時間の過ごし方です!

とはいえ、たまに飽きる事があるので、完璧な夏休みの過ごし方な訳ではありません。少なからず改善点はあります。娘はアートが大好きで、私が色々アクティビティを通して教えてますが、私が教える事ができない陶芸や版画などを、来年はアート施設が提供するクラスを通して学ぶ機会を与えたいなと思ってます。

ティーネイジャーになると親が同伴する事を嫌がるようになりますよね。事実息子たちはその段階に入り、親が与えるアクティビティに対して物申しようになり、したがって強制もできないので、彼らは彼らのやりたい事をし、自然に私がいなくても良い状況になります。

そうすると娘にだけ注意を払わなければいけない形になり、ある意味時間と心の余裕ができますよね。息子たちが成長すればするほど、毎年こんな風に変化が起き、徐々に母業も楽になって行くのだなとつくづく思います。

今月末に国内小旅行に出かけ、8月が来たらあっという間に夏休みも終わりです。半分も過ぎてみると、長いようで短い夏休み。息子たちが一緒に行動を共にしてくれなくなる日がやってくると想像すると、少し寂しさを感じるようになったので、残りわずかな夏休みを十分楽しめるように、心身ともに元気にがんばりたいと思います。

この夏試したアート・クラフト活動

最後に娘と試したアート・クラフト活動の写真と夏休みに思い出写真を載せておきます。

Pinterestに「今年やってみたいリスト」と面白そうなクラフト・アートアクティビティも集めてるので、興味にがある方はぜひ参考にしてみてくださいね!