ま、そんな事どうでも良いことなんすがね。
なんとなく書き留めて置きたかったし、日本でもこんなクラブあったら良いのにな~って思ったものでして。
そこで、なんぞのものかっていうのも紹介する意味で書いてみます。

このクラブに入会したのは、ちょうど2年前の6月。実はワタクシ、性格的に団体行動が苦手でして、同じく団体に所属するのも苦手なのであります。ムラ社会が続く日本社会も苦手だったので、アメリカに逃げて(?)来たような人間。だからなんで自分が今ツインズクラブの会員で、しかも実行委員にまでいるのか不思議なのでありますが、いろいろ考えてみたらその理由はクラブ自体にあったんですね。

クラブはメンバーのためにある

そう、これ無茶苦茶シンプルな活動理念ですよね。これがクラブの一番の理念になってます。いや、そんなの非営利団体だったらみんな歌ってる文句じゃあないの?なんて突っ込まれそうだけど、とにかく私は思わず「すげ~な、この人達!」思ってしまったのですよ。とにかく、そんな風に思った理由を以下箇条書きしてみましたー。

  • 新メンバーはボランティアはしなくて良い。そんな期待は全くされてなく、むしろじゃんじゃん助けを求めてと激励されます。
  • ツインズクラブとはいえ、中には三つ子、四つ子なんていう家族もいます。そして核家族も多いわけで、そんな家族をみんなで支えるのが第一目的。そのひとつに、情報交換はもちろんのこと、新生児が生まれたばかりの家族にはボランティアが食事を作って運んだりととにかくみんなで行動して助け合います。
  • イベントがとにかく多い。家族イベントからママ達のためのイベントまでホントに多い。しかも費用はクラブ会費で一部賄うから、参加費がリーズナブルで参加しやすい。
  • イベントのひとつだけど、年2回開催されるフリマの質が高い。しかも凄い組織力!広報から実際のイベント段取りまで組織化されてて、とにかくスムーズで質の良いものに毎回終わるんです。

組織力

フリマのイベント実行力だけじゃなくて、全体の活動が細かく組織化されてて凄いんです。それがあるからうまく活動の歯車が回ってるんですよね。それと、いわゆる議会制度をとってて、なにか重要なことを決定する時は投票制。この間なんか、クラブの活動規約を一部変更するのに熱いディスカッションで感心されられました。しかも内容が現代アメリカを象徴する「同姓パートナーから成る多産児の親たち」について。思わず「ああ、アメリカだ!」って一人で感激してました、ワタクシ。クラブの実行委員でも重要な位置にある役員(例えば、プレジデントとバイスプレジデントとか)もみんなで決められます。そして、感心したのがそういった役員たちの腰の低さ!プレジデントは、新顔ボランティアに手厚く挨拶するほどでした。

私も実行委員の役員(ウェブマスター)を入会当時からやってるけど、最初はやっぱり不安でしたよ。やっぱりマイノリティですしね~。入会した理由も最初は人に勧められたからだったし、ウェブサイトを作りたいっていうだけ。でも、一緒になにかをやっていくうちに親交が出来て、みんなが自分を覚えてくれて「仲間」というものが生まれる感覚は妙に嬉しかったですねー。そしてなによりも、双子育児ならではの話が沢山出来るわけで、とにかく2年会員である今「よかったな~」って思うばかりなのでした。

あ、もしかして日本にもこういった団体ありますかね?
とにかく、そういった団体はいっぱいあって欲しいものです。いや、今の日本社会では必要とさえされてるのはないでしょうかね。どうでしょう?