バイリンガル育児してませんが、なにか?

やっと復活しましたので、それを祝ってまたブログ投稿です。

っていうのも、実は先週の感謝祭連休は感謝祭どころじゃなかったんです。そう、家族みんなでインフルエンザ(?風邪?)にかかってしまったんですね。

幸い今年は子供達の学校の都合上、急遽義理家族がこっちにやってくる事になったので、感謝祭ディナーは彼らにほぼ全てを作ってもらいました。夫と子供二人は発熱中ではあったけど、元気な次男と義理家族、そして私のためにディナーを食べたようなものでしたが、子供達はずっと楽しみにしてたので、義理家族には本当に助けられたわけです。

とにかくその後、家族順々にウィルスが移りまくり、週末も週末明けもずっと引きこもり。そして今週中旬やっと家族みんなで完全復帰となりました。

さて、前置きがかなり長くなりましたが、肝心なお題の方に入りたいと思います。
そう、バイリンガル育児!
はい、ワタクシもう諦めました。
もう一生懸命頑張るのを辞めたんです。

え?そんなんでいいの?なんかそれって子供が可哀想じゃない?日本の家族と話せないのって親不孝じゃない?なんて言う批判の声が聞こえて来そうですが、良いんですよ。外野はなにやったって、あーだこーだ言って来るものですから。

じゃ、なぜに辞めたのか?というとですね。やっぱり無理があるからです。そもそも息子達の方はもう随分前に諦めてましたしね。周りに国際結婚家族が頑張ってるから、なんか一人で頑張ってなくて罪悪感はあったものの、やっぱり日本語教育をしていく状況は厳しいものしかなかったんですよ。

というのも、我が家はバイリンガル育児をやって行ける環境も揃ってなかったし、なによりも我が家にとって英語に軸を置いて育児をする事にメリットが大きいとわかったからです。

いろんな国際結婚家族を観察して思ったのですが、バイリンガル育児が成功する、つまり子供が日本語も英語も話せるバイリンガルになるには、ある条件が揃ってないといけません。それがこれ。

  • 子の両親が日本語を話す。
  • 母親が日本語話者で、育児をフルタイムで担当している。
  • 日本語話者である母親のワンオペ*が多い。
  • スカイプ電話などしたり日本の家族と交流が頻繁である。
  • 日本に長期帰省する回数が多い。(例:年に一回帰省)
  • 日本の家族との絆が深い。
  • 日本語補修校に通わせるために、土曜日を補修校のために確保し優先してる。

これら全てが当てはまってるか、もしくはいくつか当てはまってると、子供の日本語は意思疎通を簡単にこなせるまで上達すると思います。

一方、うちはどれも当てはまりません。なにひとつもです!

そんな状況で、いくらアンパンマンのDVDを見せたって、いくらしまじろうの絵本を見せたって、いくら私が変な日本語を駆使してまで話しかけたって、子供が意思疎通をできるまで日本語が上達するはずがありません!

むしろただただ精神的に疲れるだけです。というのも、子供のしつけをする上で、両親のしつけの仕方(言語)が一致しなけれなば、子供は混乱し正しいメッセージも伝わりません。そして親はただイライラしてしまいます。親にとっても、子にとっても、それは決して良いことではありません。

私にとって、育児を夫や義理家族に手伝ってもらう事、家族全員が同じ言語で話し家族の団欒が楽しい事、学校など社会での素行が良い子に育てる事などなどが最優先でした。それを実行するためには、やはりバイリンガル育児には無理があったのです。

とはいえ、日本語のインプットを断ち切ったわけではありません。娘には今でも日本語で話すこともありますし、息子達が興味を示せば日本語単語を教えたり、文化や習慣を教えたりしてます。もちろん食事だって、日本食は欠かせません。

日本語はまったく話さないけど、日本関連の話題や人が本やテレビで出て来る度に息子達は嬉しそうに話ます。それは自分たちのルーツを理解し愛着を持ってる現れだと受け取ってます。親子の絆が強ければ強いほど、それは決して断ち切れるものでないし、消えることではないと信じて疑いません。

だから、いつか将来彼らが本気で日本語に興味を持ち出したら、惜しみなくサポートするつもりです。逆にまったく興味を示さなくても、それはそれで仕方ないかなと思ってます。日本にルーツを持つからと言って、日本語力を持っていなければいけないわけじゃないし、それを親が強制することも良く無いですからね。

最後になりましたが、最近こんな記事に出会いました。ちょっと古い記事なのですが、内容にとても共感を覚えたのでここでも紹介しておきますね。

日本の親が気づけない「子供をバイリンガルに育てたい」の危険性 —MAG2NEWS

記事文中内にあるこの部分に、私は同意見です。

子どもにとってもっと大切なことは、他にある。身体にそなわった感覚をフルに使って経験値を高めること、思考力を鍛えること、安定した自信を築くこと、他の人への共感を深めること、コミュニケーション力をつけること、知りたいと思う意欲を伸ばすことなどだ。

病み上がりに娘がまず最初に食べたいと言ったものが「おにぎり」である限り、私はそれで十分幸せだと思う今日この頃です。😊


*ワンオペ(=ワンオペ育児):配偶者の単身赴任など、何らかの理由で1人で仕事、家事、育児の全てをこなさなければならない状態を指す言葉である。 母親1人を指す場合がほとんどで、「ワンオペ育児ママ」という派生語もある。 「ワンオペ」とは「ワンオペレーション」の略で、コンビニエンスストアや飲食店で行われていた1人勤務のこと。(引用元:コトババンク

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