アメリカはここ、クリーブランド。

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これから巣立つ若者に伝えたいこと

IMG_1041まだ3月じゃないんで、こういった話題はちと早いけどね。この春巣立つ姪に送る本を最近買ったんで、それも含めてちょっと書いてみたいと思います。

今までゆっくり話す機会がなかった姪なんだけど、この間じっくり語り合う機会がありました。いや、ホントに大きくなったもんだ!と実感させれたおばちゃんですが、なによりも信念がしっかりしててそれにもかなり関心させれたものです。そして面白いことに、若かれし頃の自分にそっくり!彼女が小さい頃から、よく姉が「ホントえっちゃんにそっくりよー。」って言ってたもんですが、あまりに似ててなんだかいいのか悪いのか。。。(笑)おばちゃんとしてはかなり嬉しいけど、こんな思いもふと頭を過ぎりました。

アンチメインストリームには孤独が付きもの

というのも、自分の意思・信念を貫くとき、決まって孤独も同時に押し寄せて来るから。私も自分の中で拘りがあって、常にアンチメインストリームでした。そんな時ほど、孤独というのもを味わったことはありません。学校という小さな社会を抜け出して、田舎という故郷を抜け出して、はたまた祖国日本からも飛び出して、やっと「同志」と言える友人や尊敬できる人たちに出遭って「自分の居場所」的なもの(=家族)も見つけました。でも、時として、やっぱり孤独は付きものだなと感じるのであります。たまにこんな拘りある天邪鬼じゃなかったら、人生きっと楽なのになって今でもふと思ったりするしね。

でもまあ、得たものは大きいし、過去を見直してもやっぱり今が一番幸せだし、これでいいのだ、そうなのだ!と思えるんですが、これから巣立つ私似の姪を見て、「社会のマイノリティであることはそれだけ孤独も待ってるわけで、きっと彼女も苦労するだろうな。」と少しおばちゃんとして心配したりしてね。とはいえ、いつかきっと自分の居場所は自分で手に入るから、そのままの自分を信じて先に進んで欲しいなとも思ったのでした。

そこで、わが愛おしい姪っ子にはもちろんのこと、これから巣立つ若者に読んで欲しい記事をちょいと載せておきます。

日本で「コミュ障」だとしても、海外でもコミュ障とは限らない —ハフィントンポストより

「コミュ障」と言う言葉が少し記事内容から飛躍してるけど、まあ、要は日本で自分の相撲が取れなかったら、海外に行って取るのもよし。社会難民として日本を飛び出すのも手ですな。。。というカンジでしょうか。(いわゆる、それが私でしたが。。。)
若いうちに世界を見ておいた方が断然いい!と私は信じてますから、若者たちにはどんどん世界に飛び出して行ってほしいものです。まあ、歳とってからでもできるけど、体力があるうちがやっぱり一番ですよね。

Oh, the places you’ll go!

最後になりましたが、これから巣立つ若者に送りたいこの一冊。そう、あのドクタースースの絵本ですね。内容はかなりティーン向けなので、うちの子たちはまだ読んだことがありません。大人の私でさえも励まされる内容でとにかく楽しい一冊。いつかうちの子たちに送りたいなとも思う一冊なのであります。この本のスースのメインメッセージはこれ。

Kid, you’ll move mountains!(若者よ、君は大きなことを成し遂げるだろう!)

ドクター・スースの新刊「What Pet Should I Get?」

表紙

表紙

2ヶ月くらい前に書きかけてて、すっかり忘れてた記事をやっと書き終えました。

それが、ちょっと前にグランマからもらったドクター・スースの新刊「What Pet Should I Get?」(2015年7月出版)について。グランマは遊びにやってくる度にたくさんの絵本を子供達に持ってきてくれます。おかげで、絵本探しに本屋やスリフトに行く事が少なくって、親としてはずいぶん助かってます。

今回もらったドクタースースの新刊「What Pet Should I Get?」。実は彼が書きかけててお蔵入りしてた作品を元秘書が完成・出版させたというもの。その裏話や工程過程を綴ったあとがきも本書に含まれてるので、大人も楽しめる作品になってるのではないでしょうか。ってか、スースの作品全ては、大人も楽しめる作品ではありますがね。日本ではメジャーな作品しか翻訳出版されてないみたいなのでとっても残念ですが、アメリカではぶっちゃけディズニーの次に広く世代を超えて愛されてるくらい超有名ですよね。

あたしゃあ、ストリート育ちのシェルター出身さ。

あたしゃあ、ストリート育ちのシェルター出身さ。

とにかく今回の新刊は、「どのペットを飼うべき?」というタイトル通り、一度は皆子供の頃経験したことがあるだろう「ペットを飼う」というのが話しの内容です。兄弟二人がどんなペットを飼おうかと悩みながらペットショップを訪れるんですが、あとがきで興味深いことが書かれてました。というのは、「ペットショップでペットを買う」という概念がスースが執筆した時代背景を反映してるとか。現代ではペットは動物保護シェルターから引き取る事が一般的だということをあえて指摘してるんですね。なんとなくふと、動物保護シェルターから引き取る概念がまだ浸透してない日本で、なんとかこの本もあとがきを含めて翻訳出版されて欲しいなって思ったのでした。

熱狂的なスースファンから言わせると(っていうか、それがグランマなんだけど)、この本はところどころスースらしくない言葉使いが見当たるそうな。もちろんスースビギナーな私にはわかりませんがね(笑)ちなみに、この新刊はコストコでアマゾン並みに格安(18ドルが10ドルで!)で売られてましたよー。あの有名なグリンチと一緒にクリスマスギフトとして買うのも楽しいかもですね~。

最後になりましたが、実はドクタースース関連のニュースを最近耳にしましたー。なんと、ドクタースース美術館が来年マサチューセッツ州スプリングフィールドにてオープンするではあーりませんか!
これはぜったい見逃せませんね~。
私達もぜひ行ってみたいって思ったのでしたー。

名作絵本「The Giving Tree」(邦題『おおきな木』)

1964年に初版が刊行された絵本。義理ママが最近持ってきて、私は初めて知った名作です。知ってる人も多いと思いますが、かなり心温まる内容でキュン来ちゃいますよね。けなげに忠実に少年に全て与え続ける大きな木。まさに「愛」の真理そのものですね~。うちの子たちもすっかり夢中になってしまった一作です。

こちらも画像がちょっとぶれてしまった本のカバー裏側。

こちらも画像がちょっとぶれてしまった本のカバー裏側。

リンゴの木と少年は友達であった。ともに遊び、心を通わせていた。しかし少年は大人になってゆきお金が必要になる。木は「私の果実を売りなさい」と言う。少年は果実をすべて持っていった。しばらくして、大人になったその子は家が必要になる。木は「私の枝で家を建てなさい」と言う。その子は枝をすべて持っていった。また時が経ち、男は「悲しいので遠くへ行きたい」と言う。木は「私の幹で舟を作りなさい」と言う。男は幹を持っていった。時が経ち、男は年老いて帰ってきた。そして「疲れたので休む場所がほしい」と言う。木は「切り株の私に腰をかけなさい」と言う。男は腰をかけた。木は最初から最後まで幸せであった。
Wikipedia「おおきな木」より

しかし、この絵本の作者シェル・シルヴァスタイン。この作品以外にも良い作品を発表してるらしいけど、思わず笑ってしまったのが彼のプロフィール写真!

おっさん、それはないでしょう?
すっかり映画「シャイニング」(1980年製作)のジャック・ニコルソンじゃあーりませんか!

この怖顔とのギャップがなかなかステキでもありますね~(笑)

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