なんだかまたしても最近、古い話題を書いてるような気がしますが… 😳

さて、3月29日までクリーブランドで国際映画祭(Cleveland International Film Festival)が開催されていました。実はワタクシ、この地に8年も住んでいながら、この大きなイベントに足を運んだのは今回が初めて。そう、北野武監督の『アキレスと亀』を観るために行って来たんです。

まず最初に、この映画祭の規模の大きさにとにかく圧倒!33年もやってるんですねー。歴史あるわけだから、そりゃあデカイわな~なんて思ったり。っていうか、きっちりシステム化されてる運営形態とか、ウェブサイトの構造とか、印刷物の内容とか、そういう内部事務的なところに目が行って、思わずうなってしまったわけです。大きな組織(Cleveland Film Society)がバックに付いてるって、こんなに違うんだな~って思ったり。いや~、ホント学ぶところがいっぱい。 😮

とにかくそれは置いといて、肝心の映画の方ですが、ひと言で言って「よかった」です。私はとりわけ、北野監督作品のファンではないけれど、なんですかね~。しんみり来るっていうか、現実味があるというか… 「負け犬は負け犬のままだけど、だから何?誰が気にするって?」みたいなメッセージ性もあったし。「死」と「芸術」とか、人間の極限とか、なんかそういうものも感じた作品でした。 続きを読む