アメリカはここ、クリーブランド。

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読んだ本や絵本の話題

絵本の次はchapter book

我が家の6歳児たちが、最近頻繁に読み出したchapter bookについて書いてみます。

chapter bookとは、絵本より内容が長く、いわゆる一章、二章。。。と、内容が分かれてる本ですが、イラストは絵本と同じくらいか、ちょっど少なめに含まれてる本のことを言います。対象年齢が日本のライトノベルより低い小学生全般を指すので、同じような本の分類はなにか?というと、私はイマイチわかりません。

とにかく、こちらのグランマのおかげもあって、うちの子たちは4歳くらいから、このchapter bookを読み聞かさせ時に読むようになりました。その本がこれ↓

この中のMarcey Watsonシリーズは、カラフルでイラストがユーモアなので、うちの子たちのお気に入りです。もし自分が中学の頃に、この本を読んでたら、かなり英語の読解力が上がっただろうな~とおもってしまうくらい楽しい内容なんです。現代の日本の英語教育にも、もしかしたら良いかも?なんて思ったんで、英語好きな姪に買ってあげようかな~と。

最近息子達の読解力がぐんぐん上がって来て、私もわからない単語も知ってたりしてびっくり!あと2、3年で私じゃ歯が立たないくらいの英語力になりそうな勢いです。

話は少し脱線しますが、日本の姪によく訊かれる質問が、「どうやったら英語が上手になるのか?」っていうのがあります。日本の英語学習は相変わらずのレベルらしく、どんなに勉強しても話せないというジレンマに悩まされてるようですね。私も同じ経験をしたから、気持が痛いくらいわかるのですが、結局辿り着くポイントと言えば、日本人独特の恥ずかしさを捨て、ネイティブの真似をするしかないんですよね。

育児に追われ、外部とあまり関わらない生活をしてるので、私もがんばってネイティブの友達と交流するようにしないとな~と思う今日この頃です。

ドクター・スースの新刊「What Pet Should I Get?」

表紙

表紙

2ヶ月くらい前に書きかけてて、すっかり忘れてた記事をやっと書き終えました。

それが、ちょっと前にグランマからもらったドクター・スースの新刊「What Pet Should I Get?」(2015年7月出版)について。グランマは遊びにやってくる度にたくさんの絵本を子供達に持ってきてくれます。おかげで、絵本探しに本屋やスリフトに行く事が少なくって、親としてはずいぶん助かってます。

今回もらったドクタースースの新刊「What Pet Should I Get?」。実は彼が書きかけててお蔵入りしてた作品を元秘書が完成・出版させたというもの。その裏話や工程過程を綴ったあとがきも本書に含まれてるので、大人も楽しめる作品になってるのではないでしょうか。ってか、スースの作品全ては、大人も楽しめる作品ではありますがね。日本ではメジャーな作品しか翻訳出版されてないみたいなのでとっても残念ですが、アメリカではぶっちゃけディズニーの次に広く世代を超えて愛されてるくらい超有名ですよね。

あたしゃあ、ストリート育ちのシェルター出身さ。

あたしゃあ、ストリート育ちのシェルター出身さ。

とにかく今回の新刊は、「どのペットを飼うべき?」というタイトル通り、一度は皆子供の頃経験したことがあるだろう「ペットを飼う」というのが話しの内容です。兄弟二人がどんなペットを飼おうかと悩みながらペットショップを訪れるんですが、あとがきで興味深いことが書かれてました。というのは、「ペットショップでペットを買う」という概念がスースが執筆した時代背景を反映してるとか。現代ではペットは動物保護シェルターから引き取る事が一般的だということをあえて指摘してるんですね。なんとなくふと、動物保護シェルターから引き取る概念がまだ浸透してない日本で、なんとかこの本もあとがきを含めて翻訳出版されて欲しいなって思ったのでした。

熱狂的なスースファンから言わせると(っていうか、それがグランマなんだけど)、この本はところどころスースらしくない言葉使いが見当たるそうな。もちろんスースビギナーな私にはわかりませんがね(笑)ちなみに、この新刊はコストコでアマゾン並みに格安(18ドルが10ドルで!)で売られてましたよー。あの有名なグリンチと一緒にクリスマスギフトとして買うのも楽しいかもですね~。

最後になりましたが、実はドクタースース関連のニュースを最近耳にしましたー。なんと、ドクタースース美術館が来年マサチューセッツ州スプリングフィールドにてオープンするではあーりませんか!
これはぜったい見逃せませんね~。
私達もぜひ行ってみたいって思ったのでしたー。

名作絵本「The Giving Tree」(邦題『おおきな木』)

1964年に初版が刊行された絵本。義理ママが最近持ってきて、私は初めて知った名作です。知ってる人も多いと思いますが、かなり心温まる内容でキュン来ちゃいますよね。けなげに忠実に少年に全て与え続ける大きな木。まさに「愛」の真理そのものですね~。うちの子たちもすっかり夢中になってしまった一作です。

こちらも画像がちょっとぶれてしまった本のカバー裏側。

こちらも画像がちょっとぶれてしまった本のカバー裏側。

リンゴの木と少年は友達であった。ともに遊び、心を通わせていた。しかし少年は大人になってゆきお金が必要になる。木は「私の果実を売りなさい」と言う。少年は果実をすべて持っていった。しばらくして、大人になったその子は家が必要になる。木は「私の枝で家を建てなさい」と言う。その子は枝をすべて持っていった。また時が経ち、男は「悲しいので遠くへ行きたい」と言う。木は「私の幹で舟を作りなさい」と言う。男は幹を持っていった。時が経ち、男は年老いて帰ってきた。そして「疲れたので休む場所がほしい」と言う。木は「切り株の私に腰をかけなさい」と言う。男は腰をかけた。木は最初から最後まで幸せであった。
Wikipedia「おおきな木」より

しかし、この絵本の作者シェル・シルヴァスタイン。この作品以外にも良い作品を発表してるらしいけど、思わず笑ってしまったのが彼のプロフィール写真!

おっさん、それはないでしょう?
すっかり映画「シャイニング」(1980年製作)のジャック・ニコルソンじゃあーりませんか!

この怖顔とのギャップがなかなかステキでもありますね~(笑)

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