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アメリカはここ、クリーブランド。

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ドキュメンタリー映画『TO BE TAKEI』を観た

久々の映画鑑賞関連エントリーです。いやホント、子供たちが生まれてから映画なんてもう滅多に観なくなりましたからね。書きたくてもネタがなくて書けないわけですよ。Netflixのストリーミングで観るって言ったって、ほとんどは子供用アニメばっか。もちろん映画館なんてそうそう行けませんしね。そんなわけで、映画からずいぶん遠ざかってた私でしたが、今回クリーブランド国際映画祭のおかげで、やっとちゃんとした上映映画を観ることができました。

そう、それがこれ。

ドキュメンタリー映画『TO BE TAKEI

日本ではおそらく、よっぽどの「スタートレック」ファンでは無い限り、この映画の主人公ジョージ・タケイさんについて知ってる方は少ないでしょうね。私も彼については、アメリカに来てから初めて知ったわけですし、米国在住の日本人さえも知ってる人は少ないくらい。ところがこちらアメリカでは、けっこう有名な日系アメリカ人です。このドキュメンタリー映画はその名の通り、彼の人生をドキュメントした作品であり、あのサンダンス映画祭で公式上映もされた作品です。
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ツインズクラブからのお願い

アジアなテーマなギフトバスケット。この他、日本のお菓子バスケットも製作中♪

アジアなテーマなギフトバスケット。この他、日本のお菓子バスケットも製作中♪

あんまりこういうお願い事って得意ではないんですよね。子供たちが生まれるまで、とりわけ非営利団体ってものに熱くなれなかった性分でしたから。しかも、日本にいた時なんかもうえらく淡白で、募金の呼びかけとかも平気でスルーする人でした。ところがアメリカに住み始めて、いろんな非営利団体の人たちと関わるうちに、私の中で何かが少しずつ変わって行ったんですね。あっち側で頑張ってる人たちをよく知るうちに、どんどん心を動かされていったってやつですよ。そして実際ツインズクラブに入会してからは、仲間として暖かく迎えられ、ツインズ育児についていろいろ助けてもらって、自然に自分も何か貢献したいと思うようになりました。そう、つまりいつの間にか、あっち側の人たちになっていたわけです。

ということで、非営利団体に対してあんまり思い入れが無い人にとっては少しウザイかもしれませんが、それを十分理解した上であえて投稿したいと思います。実は6月下旬に私が会員であり、役員を務めさせてもらってるツインズクラブ(Westshore Mothers of Twins)が州大会を主催する事になりました。そこで、州大会で使用するプログラムブックに載せる広告と、大会中行なわれるクジ引き用ギフト(Raffle Baskets & Door Prize)に使うアイテムの寄付を現在募ってます。
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第38回クリーブランド国際映画祭

share_fb38_square10日間の開催期間を終え、3月30日に閉幕したクリーブランド国際映画祭(Cleveland International Film Festival)は、今年で38回目になるそうです。今まで観客として時折参加して来たわけですが、今年はなんと通訳として初めて参加して来ました。緊張と不安でいっぱいだった今回の大仕事。結論から言いますと、かなり思い出に残る楽しいひと時でした。特に私は現役から遠ざかってる主婦ですから、毎日の日常からかけ離れた今回の経験はアドベンチャーであり、これからもずっと心に残る貴重な思い出になったと思います。

改めてこうした素晴らしい機会を与えてくださった、依頼主であり映画監督の小野寺昭憲さんに感謝です!そして、小野寺さんと引き合わせてくださったJANOにも感謝ですね!それと一緒に活動してくださった知人にも大感謝!ホント彼女にはずいぶん助けてもらってばかりでした。彼女がいなかったら、どうなってた事か。。。とにかく、皆さんの協力で無事終わった映画祭。やっぱり私は人と関わるのが好きなんだな、そしてなによりも映画が大好きなんだなって、今回の経験でさらに実感したわけです。

映画『特攻志願』(C) Kart Promotion Co.,Ltd.

映画『特攻志願』(C) Kart Promotion Co.,Ltd.

さて、通訳としてお世話させて頂いた映画監督の小野寺昭憲さん。過去にも国内外のいろいろな映画祭で作品が上映されている実力派の若手監督さんです。今回クリーブランド国際映画祭では、彼の短編映画『特攻志願』がコンペ部門でノミネート上映されたとの事で、クリーブランドに短期間滞在されてました。

この短編映画『特攻志願』、映画祭の上映時ではじめて観ましたが、とにかく涙なしには見れない作品です。私は恥ずかしいことに、無知と言って良いほど日本史に疎い人間なので、70年前に実際に起きた悲劇には驚きで言葉が出ませんでした。そして、やっぱり戦争とそれによって起きた悲劇は決して繰り返していけない、そんな風に改めて強く感じた作品でした。日本では未公開ということなので、これから日本でも是非公開され、現代の若者たちにもこの映画のメッセージが伝われば良いなと思います。

そして、これからも世界を舞台に小野寺昭憲さんが大活躍されることを願ってます。もしかしたら、いつの日かアカデミー賞授賞式の舞台で見かける時が来るかも?そんな風に夢を膨らませながら、今後の活躍に期待したいですね。

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