名作絵本「The Giving Tree」(邦題『おおきな木』)

1964年に初版が刊行された絵本。義理ママが最近持ってきて、私は初めて知った名作です。知ってる人も多いと思いますが、かなり心温まる内容でキュン来ちゃいますよね。けなげに忠実に少年に全て与え続ける大きな木。まさに「愛」の真理そのものですね~。うちの子たちもすっかり夢中になってしまった一作です。

こちらも画像がちょっとぶれてしまった本のカバー裏側。
こちらも画像がちょっとぶれてしまった本のカバー裏側。

リンゴの木と少年は友達であった。ともに遊び、心を通わせていた。しかし少年は大人になってゆきお金が必要になる。木は「私の果実を売りなさい」と言う。少年は果実をすべて持っていった。しばらくして、大人になったその子は家が必要になる。木は「私の枝で家を建てなさい」と言う。その子は枝をすべて持っていった。また時が経ち、男は「悲しいので遠くへ行きたい」と言う。木は「私の幹で舟を作りなさい」と言う。男は幹を持っていった。時が経ち、男は年老いて帰ってきた。そして「疲れたので休む場所がほしい」と言う。木は「切り株の私に腰をかけなさい」と言う。男は腰をかけた。木は最初から最後まで幸せであった。
Wikipedia「おおきな木」より

しかし、この絵本の作者シェル・シルヴァスタイン。この作品以外にも良い作品を発表してるらしいけど、思わず笑ってしまったのが彼のプロフィール写真!

おっさん、それはないでしょう?
すっかり映画「シャイニング」(1980年製作)のジャック・ニコルソンじゃあーりませんか!

この怖顔とのギャップがなかなかステキでもありますね~(笑)