安楽死、さよならハチ。。。

元気だった頃のハチ。2009年撮影。

元気だった頃のハチ。2009年撮影。

こちらはLabor Day Weekendということで、只今3日間の連休中です。
なんだかんだと忙しくなって、本当はブログの更新なんてしてる場合じゃないんですが。。。
どうしても今書いて置かないと気が済まないので、眠い目をこすりながらこの記事を書いています。

実はつい5日前に老犬ハチが天国へ旅立ちました。享年10歳という人間でいうと70歳という若さ。シェパートの雑種で大型犬でありますから、長生きは決してしないと聞いてましたが、10歳という寿命は微妙に短過ぎますよね。とはいえ、彼の場合7歳くらいからすでに関節炎を患ってましたから、この2年は散歩を諦めたのをきっかけに、どんどん老化が進んでいたわけです。そして去年の夏、最初の脳卒中が彼を襲い、彼の健康状態はどんどん悪化して行きました。まっすぐ歩く事が困難になり、関節炎も重くなり、歩くたびに何度も転んだり、庭でトイレする際も転んだり、そんな状態が一年くらい続いてました。でもよく食べるし飲むし、呼べば頑張って歩いて寄ってくるし、客人や騒音にも元気に吠えるし、まだまだ彼なりにエネルギーはあったんですね。

生まれたばかりうちの子達にやさしく鼻先を近づくハチ。2010年撮影。

生まれたばかりうちの子達にやさしく鼻先を近づくハチ。2010年撮影。

ところが8月に入って、第二の脳卒中が彼を襲ったのです。食欲も無く水も飲まずの日が続き、初めてベットでお漏らしをしてしまいました。物凄く罪悪感に満ちたあの表情。。。今でも忘れません。ああ、もうダメかな?って思い始めた矢先、突然彼は食欲を取り戻し、再び自力で立ち始めたのです。私たちの支えがあれば、自力で庭に行き用を足すことが再び可能になったのです。「偉いぞ!ハチ!」ってみんなで喜んでました。彼なりにもっと生きたい、私達を喜ばせたい!って思ったのでしょう。本当に誰よりも従順で忠誠心にあふれた子でしたからね。

そう、そんな日々が約2週間くらい続いてたのですが、

先週の日曜日、親戚集めてのパーティーが終わった夕方、突然彼はベットから起き上がれなくなってしまったんです。それまで、いつものように旦那の後を追いかけて、庭仕事にも参加してましたから、突然起き上がれなくなって呼吸も荒くなってる姿は信じられませんでした。以前と明らかに違うのは、彼の反応です。食欲が無いのはもちろんですが、全く吠える元気もなく、目で私たちの動きを追いかける元気もなく、ただただ横にになって息荒げに目を閉じてました。翌日少し回復し、大好きなりんごを少し食べたり、目で私たちをかすかに追うようになりましたが、立ち上がる事ができないため、寝ながら用を足すようになりました。

全く回復が見られない状態が2日続いたとき、旦那から安楽死の話を切り出されました。もしかしたらまた以前のように回復するかもしれないじゃない?って言う気持ちが強かった私。最初どうしても頷く事ができませんでした。あの時はとってもとっても辛い時間でしたね。10年間も可愛がって来たこの子を自らの手で命を経つ。これほど辛いものはこの世にはありません。5年前に同じ選択をして、天国へ見送ったクロちゃんは急性リンパ腫(癌)でしたから、これまた状況も異なります。まだハチは私達と一緒にいたいはず。。。もう少し時間を与えればきっと。。。そんな思いが駆け巡っていた時、こんなサイトを見つけました。

When to say good-bye to your dog (いつ愛犬にさよならを言うのか?)— dogtime.comより

安楽死を考慮するとき、自分自身に以下の疑問を投げかけてみましょう。:

  • あなたの犬は末期的な病を患ってますか? 獣医さんに次に起こり得る病状段階を訊き、自分自身にその段階へ行く心の準備があるか問いかける。
  • あなたの犬は薬では緩和できない痛みを持っているか?
  • もっと多くの治療であなたの犬のクオリティ・オブ・ライフを改善できるのか?それとも、ただ単に今の乏しいクオリティ・オブ・ライフを維持するのみなのか?
  • 治療費は負担できるのか。 終末期の介護医療費は数千ドルにも及び、結局負債を支払いながら悲しみを長引かせる’結果になりえます。
  • あなたの犬は年老いて、体のほとんどの機能を失ってるのか? あなたの犬が、もはや立ち上がる事が出来なく、階段さえも下りれず、自力で排便排尿ができず、クオリティ・オブ・ライフが非常に乏しいかどうか。
  • あなたの犬は食欲がありますか? 食欲を失うと犬は終末に近いという前兆です。
  • あなたの犬の歯茎はピンク色ですか? 歯茎が普通のピンク色でないとき、あなたの犬は十分な酸素を取り入れてません。
  • 余命を伸ばすことは、あなたの犬にとっての得策なのか?それとも、あなたがあなた自身のために延命をしてるのか? この最後の質問は、区別するのに一番難しいポイントです。しかし、おそらく一番関連性の高いものでしょう。

これらの問いかけを自問自答し、私はやっと決断することができました。これ以上ハチを苦しめるのはやめようと。彼を痛みから解放してあげようと決断することができました。

そして8月27日午前、やんちゃ坊主のハチは眠るように安らかに天国へ旅立ちました。忠犬ハチ公に負けないくらい、忠犬だったハチ。今ごろ天国で、先に逝ったクロちゃんと以前のように追いかけっこをしてる事でしょう。

私は後悔してません。これから残されたベラをハチと同じくらい可愛がるつもりです。彼女には、もっと長生きして欲しいですからね。これからうんっと大事にして溺愛しますよー。

最後に興味深い記事を紹介します。日本ではまだペットの安楽死は反対派が多いということ、そしてこちらの安楽死を通して見る日米の死生観についてです。私は安楽死賛成派ということになりますので、大きく頷ける記事でありました。

「安楽死の本当の意義」— アメリカのペット事情~NY発信 アメリカNY州で猫と暮らす主婦が見たアメリカのペット事情色々を報告 より

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