訴訟大国アメリカ

先週だったかな?興味深い記事を発見したのは。そう、それがいわゆるこれ。

ダノン Activia® DanActive® 訴訟

たぶんローカルニュースでも全国ニュースでも取り上げられたんで、知ってる方も多いと思うけど、ヨーグルト製品会社ダノン(Group Danone SA)の虚偽広告に対する訴訟です。対象になる製品は、Activia®DanActive®で、女優ジェイミー・リー・カーチスが主演してるActivia®TVコマーシャルは、見た事ある人も多いのでは?

ちょっと古いバージョンだけど、問題のTVコマーシャルはこれ↓

要は、科学的に証明されてる事実がないのに、安易にclinically(臨床的に)とかscientifically proven(科学的に証明された)とか、TVコマーシャルで宣言してるから、それはウソだろう?っていうわけでしょうか。また、払い戻し金に加えて、それら誤解を生む言葉を全ての広告から削除するよう要求されてるとか。アメリカの食料品関係の訴訟では一番大きな和解らしく、ここクリーブランドで起されたClass Action Lawsuits(集団訴訟)です。2月23日に達した和解では、消費者へ最高4500万ドルの支払いが決まり、払い戻し金として最高100ドルまで消費者は受け取れることになったらしい。その払い戻し金を受け取るには、公式サイトで返還要求をサインアップするのみ。30ドル~100ドルの払い戻し金額の場合は、レシートが必要とのこと。でも、15ドル~30ドルの払い戻し金額の場合、別にレシートも何も要らないのだそう。ってことは、一度もActivia® と DanActive®を購入したことなくっても、お金をもらえるってことですよね?なんかそれ、凄過ぎ ❗
そこで、思ったのがこれ。

さすが、訴訟大国アメリカ 😎

まあ、きっとこの一件だけじゃないでしょうね、虚偽広告を平気でやっちゃってる企業って。消費者を守るのも確かに大切だけど、その余波によって起こりえる雇用者の先行きもなんとなく心配だったり。あと、これによって弁護士に大金入るんだろうな~って思ったり。

ちなみに、日本で売られてる同等商品は、ダノンビオかな?名前は違っても、内容的にもパッケージ的にもActivia®っぽいですね。アメリカでは問題になった商品だけど、なんとなく日本では全然問題になりそうにないですね。
でも…どうなんでしょう?

コメント

  1. Junko H. さんの発言:

    確かに、訴訟大国だね。
    渉外弁護士とかは大金を手にしているのかもしれないけど、
    ここら辺では弁護士が飽和状態の上に不況で、弁護士一家とか超大手のファームに
    所属してないとなかなか仕事が取れないみたいだよ。
    この辺で弁護士っていうのと、日本で弁護士っていうのってちょっと感覚が違うよね~。
    弁護士の友達に、「日本では弁護士センセイ」って”センセイ”って呼ばれるんだよ~って
    話したらびっくりしてたよ 笑。

    1. endunham さんの発言:

      渉外弁護士とかは大金を手にしているのかもしれないけど、
      ここら辺では弁護士が飽和状態の上に不況で、弁護士一家とか超大手のファームに
      所属してないとなかなか仕事が取れないみたいだよ。

      ああ、そうなんだー。それは知らなかったわ。
      弁護士さんも大変なんだねー。
      ちょっと前ニュースで知ったんだけど、お医者も大変らしいよね。特に学校出たてのお医者は、今議論中のヘルスケアリフォームで余波を受けるとか言ってたわ。

      イメージと現実の違いが世間であまり知られてない職業って、それなり大変なんだね。

  2. Rieco さんの発言:

    endunham さん
    こう云う話って日本では全く話題にもなりませんよ。
    余程の事がない限り、大手の新聞もテレビもこの手の報道は、一切取上げません。
    本当に不思議です。
    一部マクロビ関係の季刊誌で取上げられるのみです。
    余程いいアンテナを張っていないと知らずにやり過ごしてしまうのですよ。
    日本って、まるで社会主義国家みたいなところがありますから。
    ですから、Food Inc. アカデミー賞を獲得して、センセーショナルに話題にして欲しいと思っています。
    そうすると、嫌でも報道しなければならなくなるでしょうし、国民の関心も向けられるものと思います。

    1. endunham さんの発言:

      余程いいアンテナを張っていないと知らずにやり過ごしてしまうのですよ。日本って、まるで社会主義国家みたいなところがありますから。

      確かにそれは同感します。日本に居た時、かなり痛感したものでした。
      メディアが本当の意味での、ジャーナリズムではないというか…
      情報発信する方も、人気やブームを中心にしか考えてない。そんな風に思えてならないですね。

      ですから、Food Inc. アカデミー賞を獲得して、センセーショナルに話題にして欲しいと思っています。

      そうですね。私もそう思います。
      いわゆる、「話題」を逆手に取ったやり方、それしか良いものって世間に知られないんですよね。なんとなくそれも悲しいですけどね。

  3. きりちゃん さんの発言:

    私は訴訟は起こさないけど(笑)docomoのCMに違和感を感じて「日本広告審査機構」に電話した事あるよ。

    CMで「家族で分け合える」ってやたら宣伝してるのに、実際には分け合えない事が判明して、「詐欺じゃん」って思ったわけ。
    思わず、docomoの電話センターの人に、「実際に適用されてる人っているんですか?」と質問したら、「いないでしょうね」という返事が帰ってきてさあ 😡
    日本中の人はみな、分け合えてると思い込んでるけど、実際は分け合えてる人っていなかったんだよ。

    電話してほんの数日かなぁ、CMから「分け合える」って言葉が消えちゃった 😯
    アメリカだったら、ドコモユーザーの集団訴訟になっちゃうのかな。

    日本人、もっと声あげようよ。

    1. endunham さんの発言:

      私は訴訟は起こさないけど(笑)docomoのCMに違和感を感じて「日本広告審査機構」に電話した事あるよ。

      おおお!凄い、きりちゃん。

      日本中の人はみな、分け合えてると思い込んでるけど、実際は分け合えてる人っていなかったんだよ。

      うわ~、それってホント詐欺だよね。
      そういう曖昧なことを利用するのってホント腹黒いわ。

      電話してほんの数日かなぁ、CMから「分け合える」って言葉が消えちゃった 😯
      アメリカだったら、ドコモユーザーの集団訴訟になっちゃうのかな。

      おお!やったね!きりちゃん、電話してよかったねー。
      アメリカだったら、訴訟まで起さないと逆にそういった個人のクレームは無視されるかも。
      カスタマーサービス、ホントいけてないからねー。

      日本人、もっと声あげようよ。

      うんうん、ホントだわ。
      誰かがやってくれるだろうなんて思わないで、個人が勇気を出して意見を言えるようにならんとね。

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